五式戦闘機製作記そのB
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日の丸、識別帯を
マスキング

次に青帯用の青をグラデ塗装。
色はインディブルーに青を
少し混ぜて作りました。

胴体の帯は曲線になるので、
伸びるマスキングテープを使う
のが好ましいのですが
私の愛用するモデラーズの
伸びるハイテクマスキングが在庫切れ
のため、今回は伸びる透明フィルム
を使用しました。
大型電器店の、印刷用紙コーナー
にて購入。1000円成り。
好きな形に切り出せ、透明なため
かなり便利なことに気付きました。

青が乾いたら、帯状にマスキングして、
日の丸、青帯の淵の白を塗装。

日の丸、青帯より一回り大きくマスキング
することにより、白淵ができます。

次に機首上部、主翼付け根の黒を塗装。

本来、この機体には機首上部の黒は無い
のですが、私は機首上部の黒いストライプ
が好きなので再現しました。
力強さが増すような気がしませんか?

機首上部と主翼付け根の
黒い部分をマスキング

機体下部の塗装に入ります。
スプレーのアルミシルバーを
機体全体に吹きます。

五式戦も紫電改と同じく、
末期の機体なので、機体下部は無塗装
で地金の色だったようです。

乾いたら、1500番以上の
ヤスリで磨きます。
あまり力を入れて磨くと
塗料が剥げます。

ウォッシングします。
薄めたエナメル黒をパネルライン
に重点的に塗り、エナメル溶剤を付けた
綿棒などで拭き取ります。

無塗装の場合、エルロンが銀色
なのはオカシイので、マスキング
して、主翼と尾翼のエルロン部分を
明灰緑色で塗ります。

脚収納部をマスキングして
機体内部色にて塗装。この後、
もう一度ウォッシングします。

機体下部の銀が単調になっては
おもしろくないので、
パネルごとに明度を変えて
アクセントを付けます。

塗料はアルクラッドのシルバーを使用。
今のところ、エアブラシで吹ける
最高の銀塗料です。
アルクラッドのシルバーには
アルミからアイアンまで様々ありますが、
私の場合、アルミニウムと
ダークアルミニウムを適宜混ぜて
様々な明度を再現しています。
だってこの塗料、値段がめちゃくちゃ
高いんですもの。

この塗料の弱点は塗膜が弱いこと。
ウォッシングは先にしておいた方が
無難です。

これでパネルに変化が付きます。
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